”相続”が”争族(続)”になるという話は、
実際よくある。
そうならないために、
”遺言”と”エンディングノート”はセットで用意することをおススメする。
よく生命保険会社では、
”想いをカタチへ”というけれど、
エンディングノートでもそれは同じ。
書式は市販のエンディングノートによって様々だけれど、
内容はほとんど同じ。
例えば、
・自己紹介(学歴、職歴など)
・介護状態になったときについて
・後見について
・延命治療について
・葬儀について
・お墓について(仏壇について)
・財産内容について
・遺言と家族への想い
・その他(家系図など)
以上のようなことを書き上げていく。
なぜエンディングノートと遺言をセットで用意することをおススメするのかというと、
遺言は形式に則って作成するため、
ご家族への想いがまったくない。
”争族(続)”にならないよう、
財産の分割内容とともに被相続人の想いをエンディングノートに記載する。
そうすることで、
その財産の分割内容について、
被相続人の想いを、
ご家族が汲み取ることができるため、
残された家族で争うことが限りなくゼロになる。
その他、
余命宣告を受けられた方が、
このエンディングノートを作成することにより、
「生きる目標ができ、余命宣告期間より、数か月、数年、充実した日々を長生きできた。」
というお話もある。