【その他の相続関連について】こんなもの(こと)まで相続?

相続については

「こんなもの(こと)まで相続するの?」

という事柄がある。

説明する必要のない一般的なもととしては、

土地や家屋、

自動車、

現金、

預貯金、

株等の有価証券、

など。

逆に、

「こんなもの(こと)まで相続するの?」

という気になるもの(こと)としては、

賃貸契約がある。

賃貸の場合は、

その契約すらも相続の対象となる。

賃貸に住んでいて相続放棄をする場合は、

賃貸契約も放棄することになるので要注意。

その場合は、

そこに住む権利の相続を放棄するということになる。

だからといって、

必ずしもそこに住めなくなるというわけでもなくて、

同じ場所に住み続けたい場合は、

不動産会社や大家さんと相談してみるとよい。

相談後、

同じ場所に住み続けてもよいとなった場合でも、

被相続人(故人)名義での契約時の敷金は返金されず、

新たに敷金を支払い、

新たに契約をし直す、

といった方法が一般的である。

自動車についても、

被相続人(故人)の名義になっていて、

相続放棄する場合は手放さなければならない。

相続放棄とは、

一切のプラスの資産もマイナスの資産も相続しない、

というこになるのだから。

「負債は放棄して自動車等のプラスの資産は残したい。」

なんてことはできないのである。

それをしてしまうと、

相続放棄が認められなくなり、

相続の単純承認とみなされるリスクがあるので避けた方が賢明である。

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